天空の城として名高いお城

山岳地帯にあり、雲海が発生すると空に浮かんでいるように見えることから天空の城と呼ばれるお城は日本中に多くあります。その中でも一番有名なのは兵庫県朝来市にある竹田城です。1431年に山名宗全によって築かれたというお城は戦国時代、現地の豪族太田垣氏によって収められていました。豊臣秀吉によって太田垣氏が衰退したのち、竹田城は豊臣秀長などによって治められましたが、1615年の一国一城令によっては廃城とされました。現在でも石垣やお堀などの遺構が残されている珍しいお城で、多くの映画のロケ地となったことから多くの観光客が訪れています。

 

現存する日本最古の様式を残す天守がある城

現在日本にあるお城のほとんどが戦後、一度取り壊されたり、戦火によって焼かれたお城を復元したお城がほとんどです。しかし、いくつかのお城では築城当時もしくは江戸時代までに築城された当時の姿のままのお城も存在します。 愛知県犬山市にある犬山城も築城当時の天守が今でも残っています。 もともと犬山城は木曽川沿いにあり、当時は木曽地域から流れてくる木材を管理したり、隣国の美濃国を監視できる絶好の場所であったことから戦国時代非常に重視されてきました。江戸時代になると尾張徳川家の家臣である成瀬氏が犬山城に入り、尾張藩の支部としての役割を担ってきます。ちなみに最近まで日本で唯一個人が所有していたお城としても知られています。 犬山市一帯は地元の鉄道会社が観光産業に長年力を注いできたことや、尾張の小京都と呼ばれるほど城下町や歴史的な建造物が現在でも残されており、犬山での観光の時に訪れている観光客も多いようです。